メディパルHD傘下の日用品、化粧品、市販医薬品卸。業界最大手。化粧品・日用品、一般用医薬品など、日常生活に欠かせない生活必需品を、全国のドラッグストアやホームセンターをはじめ、コンビニエンスストア、スーパーマーケットなどの小売業にお届けする中間流通業。いわゆる卸売と小売業の物流受託事業を展開しているのがPaltac。
業界最大手でこのPERは割安でしょう。1054円の株価で追加購入した。
【ここ3か月の状況】
⇒2Q好調。それを受けて株価1200円前後。
13年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比9.0%増の81.8億円に伸び、通期計画の148億円に対する進捗率は55.3%となり、前年同期の53.6%とほぼ同水準だった。
会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比1.7%増の66.1億円に伸びる見通しとなった。
⇒11月21日増資発表
公募増資の実施を発表しており、希薄化懸念や需給懸念が先行する格好になっているようだ。公募670万株、オーバーアロットメントによる売出100万株を実施する。「RDC中部」の設備投資資金に主に充当するもよう。発行する新株式は最大で、現在の発行済み株式数の13%に当たる。
増資発行前株式数:55851千株
増資後発行株式数:63533千株
⇒翌日下落率トップ
⇒その後も大きく下げる
⇒12月12日に924円をつけ底値。
⇒第一弾をここで購入(940円)。
⇒徐々に見直し買いが入る。
⇒野村のレポート(目標株価1400円)を受け、大幅高になる。
Paltacが小幅高、野村証は「Buy」継続、目標株価は1400円に引き上げ。
Paltac<8283.T>が小幅高。野村証券では8日付で、投資判断「Buy」(買い)を継続、目標株価は1333円から1400円に引き上げている。 同証券では業績予想をアップデートし、目標株価を1400円に引き上げている。足元の業績進ちょくは堅調であり、会社側が14年3月期までの中期計画で示した連結経常利益150億円の達成は可能とみているという。ベンチマークとする医薬品、日用品卸企業13社の12年3月期末基準平均PBR0.7倍に対し、同社PBRは0.5倍に過ぎず、13年3月期予想配当利回りが4.1%と同10社平均2.1%よりも高いことなどから割安感が強いとコメントしている。
⇒第二弾を購入(1054円)。
今後の物流投資による出荷能力の強化(売り上げ増)、コスト削減も非常に推進しており、中長期的に見てもおもしろい銘柄。これだけの物流機能の強化を図れば、新規物流受託による売上増も見込める。受託物流の数字はまだまだ小さいけれど成長率は高くなるのではないかと思う。。
【主な物流機能の強化】
平成24年12月には
東海エリアRDC稼働(出荷能力1000億円)
平成25年には
南東北エリアRDC新設(出荷能力350億円)
北陸エリアRDC新設(出荷能力350億円)
やはり問題は、株主に対する姿勢。
2010年に再上場後、株価は大幅に下がりまくり、当時は上場ゴールなんて言葉も言われていた。
そして、昨年ようやく株価が上向いてきたところを公募増資。有利負債も総資産に比べて少なく、5年の純利益で返済できる水準で増資なんて株主にとっては寝耳に水だった。
ただ、これでしばらくは増資もないだろうし、安心して今年は持ち続けることができるでしょう。
by coldplay777
| 2013-01-12 11:37
| 投資メモ