アインファーマシーズ「ボリューム値引きは当然」、仕入れ交渉で基本姿勢 消費増税でも実質薬価差を確保
日刊薬業 2012/6/4

調剤薬局最大手のアインファーマシーズの大谷喜一社長は1日の決算説明会で、今後の仕入れ交渉に対する基本的な姿勢を語った。購入金額を下げていく上で重視、工夫していく点については、「(購入量に応じて値引く)ボリュームディスカウントは当然(要望していく)」と強調。また支払い条件に見合った価格提示も重要になると説明し、これらの条件を考慮しながらバランスよく交渉を進める考えを示した。
大手調剤薬局の間では、購入額や支払いまでの期間、発注形態、配送回数などに応じた価格提示を求めるニーズが高く、日本保険薬局協会が「流通改善第3ラウンド」で締結を推進している覚書も、経済合理性に基づく価格形成を促す取り組みの1つとなっている。
アインは、グループ全体で調剤薬局506店舗(1日現在)を展開。2012年4月期の調剤売上高は1242億7200万円にのぼる。

また、大谷社長は、消費税の増税後の仕入れ交渉にも言及。例えば薬価差が15%の場合、このうち5%は消費税に当たり、実質的な薬価差は10%となるが、増税によって税率が8%に上がった場合、同社としては18%の薬価差を求め、実質的な薬価差を維持できるよう交渉していく姿勢を示した。
一方、大谷社長は、メーカーとの直接取引にも言及。「卸の物流を利用しなければ、なかなか薬は届かない。東日本大震災が起きて、卸の機能が重要だということを私たちもよく認識した。『中抜き』をして直接取引をしようとは考えていない。それだけのコストを払っても卸を使った方がいい」と述べた。
ただ後発医薬品については、同社の子会社で後発品を専門に扱う卸「ホールセールスターズ(WSS)」を活用していく方針。12年3月期におけるWSSの医薬品の売上高は68億7600万円。13年3月期は78億8600万円を見込む。
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by coldplay777 | 2012-06-06 20:16 | 薬局セクター

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